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いつもお世話さまです。立岡です。
新しい仕事(宮城県地域生活定着支援センター)に就きまして、早1ヶ月が経過。
今までの緊張とは違う緊張のなか、首を痛めたり、歯痛になったり・・・体は大事にしなければと思っている最近です。
それにしても、私自身、人間の器の大きさを感じ、少しでも近づきたいと思っている次期仙台弁護士会会長の新里宏二先生が献身的に応援されてきた反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士が日弁連会長に就任しました。
貧困問題を解決するとお話されていますので、大いに期待できるのではと思っています。
それで次号で詳しくお伝えしますが、3月20日(土)10時から、仙台弁護士会館において、反貧困フェスタIN宮城が開催されます。ぜひとも皆さんにご来場いただければと思いますので、スケジュールをチェックいただければと思います。
ワンファミリー仙台からは新沼鉄也事務長がパネリストとして参加します。
まず報告としまして、3月1日~2日、千葉の幕張において、地域生活定着支援センターの研修会があり、参加してまいりました。現在のお仕事の研修ということで、先に立ちあがっているセンターの事例報告など、地域ならではの特色や課題があるということを認識したしだいです。
ちなみに地域生活定着支援センターを、簡単に一言でいうならば、矯正施設(刑務所等)から刑期が終わって出所する身元引受人等がいない高齢者や障がい者の方を福祉のサービスがうけられる様にうまく福祉サイドにつなげるコーディネート業務をおこなう機関になります(http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/kyouseishisetsu.html)
これは法務省と厚労省のタイアップ事業で、遅くとも来年度までに全国の都道府県に1か所設置されるセンターになります。
宮城県は11番目に設置され、ワンファミリー仙台が委託をうけました。
しかしながら、今回の研修のなかで、感動したのは、北九州ホームレス支援機構の奥田さんのお話でした。下関駅の全焼放火事件をおこした元刑余者で知的障害のあるホームレスとのかかわりの話から、現在のホームレス支援の問題点など、正直なところ、ワンファミリー仙台と同じ問題をかかえているので、いずれ視察させてもらい智慧を拝借できればと思ったしだいです。
また、全国に立ちあがっている、これから立ち上がるセンターの方々と交流を持てたのも有意義でした。そして研修会を主催している社会福祉法人南高愛隣会の田島良昭さんの”アツい思い”を今回、宮城メンバーは注入された感があります。
田島さんは元宮城県社会福祉事業団の理事長さんでしたので、宮城県とのつながりが深いということもあるため、かなり期待してくださっているといえば聞こえはいいですが、「あなたたちはドンドンやりなさい!」という言葉はプレッシャーでした(笑)。
確かに宮城県のセンターは矯正行政を知っているソーシャルワーカーが2名、また更生保護行政に詳しいコーディネーターが1名、スペシャリストがそろっていますので、センター長の私自身、大変心強く思っています。そこを田島さんも期待してくださっているのだと感じています。とりあえずは当事者たちが地域で生活ができる様に支援できればと思うだけです。皆様のご支援、ご協力賜れば幸いです。
また、3月7日は矯正施設の慰問ライブを10年以上続けているミュージシャンの和気優さん、そして岩手県観光大使でミュージシャンの松本哲也さんをお招きし、NPO法人ロージーベル主催の「生きろ!俺たち不良品」が開催されました。100名以上の方にご来場いただき、感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
和気さん、松本さんともヤンチャだったときのお話から、自分を認めてくれる方々や音楽というツールと出会ったことで大きく人生がかわったというお話など、盛りだくさんのお話と心に響くライブでした。
DJ保護司、ロージーベル理事長の大沼えり子さんから「ヤンチャだったとき、保護司に望むことはありましたか?」という質問に対し、ご両人とも「何もなかったです。」は爆笑でした。やはり、ヤンチャ少年たちからすると、「保護観察は本人からつけてほしいといっているわけではなく、つけられたものだから、ハンコをくれればいいというのが本音だろう・・・」と。しかし、「では保護司は無意味なのか?」といえば、そうではなく、多感の時期にやはり大人が多くかかわるということは少年にとって大事であるだろうという話になりました。
ロージーベルは少年院の退院が決まっているにも関わらず、身元を引受てくれないために出院できない少年たちのための家(ホーム)をつくろうということで、はじまったNPOです。今年には立ち上げる予定です。ただ、みなさんのお力をお借りしなければ、厳しい部分もありますので、ご支援、ご協力を重ねてお願いするしだいです。
また、気になる情報として、フードバンク活動を進めているセカンドハーベストジャパン(2HJ)の大竹さんから情報をいただきました。
農林水産省の補助事業で、「フードバンク活動推進事業」が決定されたとのこと。
貧困問題の解決には食の問題はセットです。興味のあります方はご連絡いただければと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
感謝合掌 立岡でした。
新しい仕事(宮城県地域生活定着支援センター)に就きまして、早1ヶ月が経過。
今までの緊張とは違う緊張のなか、首を痛めたり、歯痛になったり・・・体は大事にしなければと思っている最近です。
それにしても、私自身、人間の器の大きさを感じ、少しでも近づきたいと思っている次期仙台弁護士会会長の新里宏二先生が献身的に応援されてきた反貧困ネットワーク代表の宇都宮健児弁護士が日弁連会長に就任しました。
貧困問題を解決するとお話されていますので、大いに期待できるのではと思っています。
それで次号で詳しくお伝えしますが、3月20日(土)10時から、仙台弁護士会館において、反貧困フェスタIN宮城が開催されます。ぜひとも皆さんにご来場いただければと思いますので、スケジュールをチェックいただければと思います。
ワンファミリー仙台からは新沼鉄也事務長がパネリストとして参加します。
まず報告としまして、3月1日~2日、千葉の幕張において、地域生活定着支援センターの研修会があり、参加してまいりました。現在のお仕事の研修ということで、先に立ちあがっているセンターの事例報告など、地域ならではの特色や課題があるということを認識したしだいです。
ちなみに地域生活定着支援センターを、簡単に一言でいうならば、矯正施設(刑務所等)から刑期が終わって出所する身元引受人等がいない高齢者や障がい者の方を福祉のサービスがうけられる様にうまく福祉サイドにつなげるコーディネート業務をおこなう機関になります(http://www.mhlw.go.jp/bunya/seikatsuhogo/kyouseishisetsu.html)
これは法務省と厚労省のタイアップ事業で、遅くとも来年度までに全国の都道府県に1か所設置されるセンターになります。
宮城県は11番目に設置され、ワンファミリー仙台が委託をうけました。
しかしながら、今回の研修のなかで、感動したのは、北九州ホームレス支援機構の奥田さんのお話でした。下関駅の全焼放火事件をおこした元刑余者で知的障害のあるホームレスとのかかわりの話から、現在のホームレス支援の問題点など、正直なところ、ワンファミリー仙台と同じ問題をかかえているので、いずれ視察させてもらい智慧を拝借できればと思ったしだいです。
また、全国に立ちあがっている、これから立ち上がるセンターの方々と交流を持てたのも有意義でした。そして研修会を主催している社会福祉法人南高愛隣会の田島良昭さんの”アツい思い”を今回、宮城メンバーは注入された感があります。
田島さんは元宮城県社会福祉事業団の理事長さんでしたので、宮城県とのつながりが深いということもあるため、かなり期待してくださっているといえば聞こえはいいですが、「あなたたちはドンドンやりなさい!」という言葉はプレッシャーでした(笑)。
確かに宮城県のセンターは矯正行政を知っているソーシャルワーカーが2名、また更生保護行政に詳しいコーディネーターが1名、スペシャリストがそろっていますので、センター長の私自身、大変心強く思っています。そこを田島さんも期待してくださっているのだと感じています。とりあえずは当事者たちが地域で生活ができる様に支援できればと思うだけです。皆様のご支援、ご協力賜れば幸いです。
また、3月7日は矯正施設の慰問ライブを10年以上続けているミュージシャンの和気優さん、そして岩手県観光大使でミュージシャンの松本哲也さんをお招きし、NPO法人ロージーベル主催の「生きろ!俺たち不良品」が開催されました。100名以上の方にご来場いただき、感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
和気さん、松本さんともヤンチャだったときのお話から、自分を認めてくれる方々や音楽というツールと出会ったことで大きく人生がかわったというお話など、盛りだくさんのお話と心に響くライブでした。
DJ保護司、ロージーベル理事長の大沼えり子さんから「ヤンチャだったとき、保護司に望むことはありましたか?」という質問に対し、ご両人とも「何もなかったです。」は爆笑でした。やはり、ヤンチャ少年たちからすると、「保護観察は本人からつけてほしいといっているわけではなく、つけられたものだから、ハンコをくれればいいというのが本音だろう・・・」と。しかし、「では保護司は無意味なのか?」といえば、そうではなく、多感の時期にやはり大人が多くかかわるということは少年にとって大事であるだろうという話になりました。
ロージーベルは少年院の退院が決まっているにも関わらず、身元を引受てくれないために出院できない少年たちのための家(ホーム)をつくろうということで、はじまったNPOです。今年には立ち上げる予定です。ただ、みなさんのお力をお借りしなければ、厳しい部分もありますので、ご支援、ご協力を重ねてお願いするしだいです。
また、気になる情報として、フードバンク活動を進めているセカンドハーベストジャパン(2HJ)の大竹さんから情報をいただきました。
農林水産省の補助事業で、「フードバンク活動推進事業」が決定されたとのこと。
貧困問題の解決には食の問題はセットです。興味のあります方はご連絡いただければと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
感謝合掌 立岡でした。
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by onefamily-sendai2
| 2010-03-16 03:11
| 感謝合掌
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